シネマ・ジャンプストリート

劇場公開映画を中心にレビュー 映画の良さと個人的感想を。

☆7『くれなずめ』ち○ちんには敬意を払えよ!

松居大悟監督×ノスタルジー映画と見せかけて...

『くれなずめ』



~あらすじ~
高校時代に帰宅部だった6人の仲間たちが、友人の結婚披露宴で余興をするため5年ぶりに再会。久々に出会ったアラサー男たちは、披露宴と2次会の間の中途半端な時間を持て余しながら、青春時代の思い出話に花を咲かせる。彼らは今までと変わらず、これからもこの関係は続いていくのだろうと思っていたが、ある出来事が起きる。
(シネマトゥデイ引用)



7/10★★★★★☆☆
『君が君で君だ』や『バイプレイヤーズ』の松居大悟監督の最新作。主宰する劇団「ゴジゲン」のオリジナル舞台劇を自ら映画化した作品。『窮鼠はチーズの夢を見る』などの成田凌が主演を務め、『アンダー・ユア・ベッド』などの高良健吾や若葉竜也、浜野謙太、藤原季節、目次立樹らが脇を固める。

帰宅部6人が友人の結婚式で再開し、余興を披露する。学生時代を思い出すノスタルジー映画かと思いきや、2クセ3クセある狂ってる映画でした!(褒めてます!)

本作で少し話題になったのが、予告で明かされる「ある要素」。ネタバレじゃね?と。しかし、本作を見ると、むしろ「ある要素」を知っている前提で作られてる事に気がついていきます。
昔を懐かしんで、わちゃわちゃしてるように見えて、感じる奇妙さと違和感があるのですが、その理由を推測できる立場でその奇妙さを味わうから楽しい、そんな映画になっています。

そしてそんな奇妙さを楽しんでいると、作品が進むにつれ、この映画は「誰目線」の映画なのかというのが次第に紐解かれていき、映画全体の構造がはっきりと見えてきます。
現実に見えた映画が、「誰目線」の映画なのかが分かるにつれて抽象化していき、最終的にはトンデモ描写に行きつくのが凄まじい映画になっていました。

終盤に行くにつれ顕著なのが、普通の映画だとバシッと決まる所が決まらないし、感動させそうなところが感動させてきってくれないし、終わりそうなところでも終わらない。
凄い「。」を打つことを嫌がって、のらりくらり演出していて、それがテーマにも帰着してて青春の一つの良さを感じさせてもくれます。
全く予想できない方向に転がりながら、のらりくらり終わらない。なるほど確かにこれは「くれなずんで」やがる。

俺もくれなずみてぇー!


追伸...

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