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劇場公開映画を中心にレビュー 映画の良さと個人的感想を。

60『僕だけがいない街』今は今しかない...

有村架純可愛すぎない?

大人気タイムトラベル系漫画の実写化
『僕だけがいない街』



~あらすじ~
パッとしない漫画家でフリーターの藤沼悟(藤原竜也)は、事件や事故を看破するまで時間がループする現象・再上映(リバイバル)が起きるようになる。何度もリバイバルを経験する中、母が何者かに殺害され彼は突如18年前に戻る。小学生のころに起きた児童連続誘拐殺人事件と母の死の関連に気付いた悟は、過去と現在を行き来しながら事件の真相に迫っていく。。。
(シネマトゥデイ引用)






☆☆☆☆☆☆(60/100)
以下 レビュー(核心のネタバレなし)
めちゃくちゃ楽しみにしていた作品です!!
深夜アニメで放送されていた第4話?を偶然拝見し、「なんだこれは...」と途端に惹きつけられて、現在発行中の7巻まで一気に漫画を読み漁ってしまいました。
ただよくよく調べると面白いのは当然で、このマンガがすごい!に二年連続ランクインしている超話題の漫画であった訳です。

原作漫画が完結する前での実写化となるんですが、
この実写映画に触れる前に、何がこの漫画の凄い所か....個人的に思う所を3つ上げてみます。
①子供(一人は内面は大人ですが...)が自分達の行動で切り開き、既定の未来を変えていく「子供舐めんなよ」物としての面白さ。
②「親の無償の愛」を、もう失くしてしまった現実によって突き付けられていく、感動要素。
③表面的な危機の回避だけに留まらない、真犯人へ繋がる伏線のサスペンス要素。(観客の神の視点で誰だか気づかない...という面白さより、主人公目線で見ると...やられた!!)
さらにストーリーの根本のリバイバル、タイムトラベル要素(過去を変える事で未来を作る!)が、この面白さをより強調しているのかなーと思います。

では、この実写映画はぶっちゃけどうなのか...に、ようやく話を戻します。
悟の特殊能力であり、この映画で再三登場する”リバイバル”現象。(何か身の周りで良くないことが起こると、その現象を避けるまで永遠にその時間をループする。ただし回避したとしても、別の不幸に繋がる事はないとは断定出来ない)
冒頭から悟はこのリバイバルに巻き込まれます。
ここで一連の映像でしっかりリバイバルとは...を映画的に説明している描写が実にスマート。
そして、リバイバルに突入する時の音の使い方。全然嘘っぽくなくて、心の底からまぁ楽しい楽しい。

現代でのエピローグが終わった段階で、母が何者かに殺害され、物語は一気に小学生時代に遡ります。
超ロングスパンのリバイバル発動。
そしてそれは、小学生連続誘拐事件の起こる数日前でした...
ストーリー展開としてはぶっちゃけ漫画の内容をそのままやっているだけですし、かなり省いている話もあります。
しかし後に殺害される運命であり、幼児虐待という大人の力に怯える加代を、いかに救うか...
力なき者たちが団結し、勇気を出し、大人を動かす。
そんな展開にやはり漫画同様心を動かされます。
そしてそれを後押ししているのが、子供達の素晴らしい演技。
特に加代を演じる女の子の演技は群を抜いています。

また、原作と同様に強烈にインパクトに残るのは母とのエピソードです。
「無償の愛」を提供してくれる唯一の存在。
いなくなって、初めて過去のありがたさに気がつきます。
30分程で訪れるあるシーンに、目がもげそうになりました...

最初に触れた原作の魅力①、②に関してはこれ以上は求められないと思う程、漫画を見ている時と同じ気持ちにさせられたので、私は非常に満足です。
しかしながら、原作の『僕だけがいない街』はまだ未完の漫画です。
つまり結末は完全に創作になるのですが、この部分が全ての質や品の良さを台無しにしてくれます。
実際にみて頂けるとわかるのですが、
「え...?そこで気づいちゃうと...バカなの!?」(③が、台無し)
「え...最後その時間に戻ってきて...え!?空白の時間は!?設定無視!?」
このように物語上無理が生じているのは言うまでもなく、さらには急にセリフでの説教語りが増え...
心の底から萎えました。
なんでこんなラストで良いと思ったのか、心底理解に苦しんでいます。

まあ、それても最後は「僕だけがいない街」の落とし方はしっかり納得できますし、多少のツッコミ所はあれど途中までは面白いです。
こんなに子役が力強く感じる映画はそうないです。
有村架純は異常にかわいいです。

決して劇場で見て見所が無いわけじゃない(途中までは最高)映画ですので、
原作未見の方も、是非劇場でみて頂きたい!!





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  1. 2016/03/21(月) 20:29:06|
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